「すべての人々の尊厳が守られる世界作れるように」高校生平和大使の3人が活動報告=静岡県

2023年6月から静岡県の代表として、平和を訴える活動を行ってきた高校生3人が3月28日、静岡県庁で活動報告を行いました。

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<長崎派遣代表 渡邊楓花さん(17)>
「若い世代が戦争や核について関心を持ち、その問題の解決に貢献できる人材となれるよう発信活動を続けていく」

28日、活動報告を行ったのは高校生平和大使の中野愛子さん(16)と、長崎派遣代表の渡邊楓花さん(17)、東井上遥華さん(17)の3人です。2023年、県の代表に選ばれた3人は、長崎市で核兵器の廃絶を訴える大会に参加するなど、平和活動を続けてきました。

焼津市出身の中野さんは2023年8月、スイスの国連欧州本部で、焼津のマグロ漁船「第五福竜丸」が被ばくしたビキニ事件についてスピーチしました。

<第26代高校生平和大使 中野愛子さん>
「活動を通して得た知識をもとに、すべての人々の尊厳が守られるような世界を作れるように尽力できたらいいと思っています」

3人は6月ごろまでの任期の終了後も、平和を訴える活動を続けていきたいと意気込んでいました。

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