恐怖の“手作り”よりも不評なのは?10~30代男女が「もらって困ったプレゼント」【トップ4】

開けてがっかり…(photoAC)

誕生日、バレンタインにホワイトデー、クリスマスなどのイベントと切り離せないのがプレゼント。あげるときには相手を思い浮かべ、なにをあげたら喜んでもらえるだろうと頭を悩ませる。逆に人からもらうプレゼントもうれしいが、ときに思わず絶句してしまったという経験がある人もいるかもしれない。そこで今回は10~30代の男女に「もらって困ったプレゼント」について聞いてみた。

第2位には、服など身につけるもの、食べ物・飲み物、手作りのものが同率でランクイン。

個人のセンスがもろに反映される服は、好き嫌いもハッキリしている分、難しい。自分が気に入っているものと、他人から見て似合うものの違いもあるので、もらっても結局着ないでクローゼットの肥やしになってしまうこともありそうだ。

「自分のビジュアルには不相応な真っ赤なジャケット。着ても全く似合わない。高価な物なので処分するにも困るし、相手にもそれを伝えにくい。さらに困ったのは、たまに会う際に、着ているかどうか聞かれる」(35歳/男性/デザイン関係)

「サイズが合わないパンツ。好みの模様じゃない、置き場所に困る」(29歳/女性/営業・販売)

「洋服は趣味やこだわりがあり、着ないものは着ないままになってしまう」(39歳/女性)

「ネクタイ。自由業なので使わない」(32歳/男性/会社経営・役員)

「服は相手が独自の判断のみで購入した場合、相手のセンスと自分のセンスが合わない場合に困る」(39歳/男性)

「派手なTシャツ。他の服に合わせづらかったり、派手な服を着る年代ではないから」(39歳/男性)

「ネクタイは使わなくなっているので申し訳なく思った」(30歳/男性/企画・マーケティング)

■プレゼントに「海苔」!?

プレゼントの定番として“消えもの”があるが、食べ物・飲み物も好みがあり、もらって困る場合もあるようだ。食べ物・飲み物を贈る場合は、事前に相手の好みなどのリサーチは必須!

「海苔をもらった。ちょっとプレゼントらしくないなと思った」(15歳/男性/学生・フリーター)

「その場で食べなければならない生もの。お腹が空いていなかったから困った」(39歳/男性/コンサルタント)

「アルコール類は体質的に飲めないのでもらっても捨てるだけ」(32歳/女性/総務・人事・事務)

「なんか酸っぱいチョコをもらってあまりおいしくなかった。好みのものじゃないから」(13歳/女性/学生・フリーター)

「アメリカのお菓子。味が濃すぎて苦手で食べられずに困った」(38歳/女性/総務・人事・事務)

「ゼリーの詰め合わせ。あまり好きな食べものでもないし、捨てるわけにも行かず無理やり食べました」(34歳/女性/男性)

「食べきれない数のチョコ。誰がくれたかわからないチョコ。怖かった」(34歳/男性/出版・マスコミ関係)

「食べれない物。アレルギーで食べられなかった」(39歳/女性)

「おいしくないお菓子。食べ物なのに食べることが困難」(39歳/男性/研究・開発)

手作りのものも、もらう相手によっては困ってしまう。特に潔癖症の人などは、手作りの食べ物はNG。昭和世代によくあった手編みのセーターやマフラーは、精神的にちょっと“重い”と感じられたり、よっぽどセンスがよくなければ“ダサい”と思われてしまうかも!?

「手編みマフラー。着る機会がない」(35歳/男性)

「手作りのアクセサリー。デザインが悪い」(34歳/女性/営業・販売)

「しゃべったこともない人が作ったチョコ。怖くて食べられない」(33歳/男性)

「手作りは普通に怖い」(29歳/男性/研究・開発)

「手作りのチョコレート。正直おいしくなかった」(28歳/女性/主婦)

「手作りのお菓子。見た目がよくなかった」(39歳/男性/総務・人事・事務)

「手作りの手袋。別れた後の処分に困ったから。結局捨てた」(25歳/男性/学生・フリーター)

■第1位は置物やキーホルダーなど、雑貨

第1位は、雑貨類。

普段使えるような気の利いたものならばいいが、実用性のない置物や、インテリア小物、欲しくもない文房具類など、とりあえず予算内で買いましたというような“やっつけ”感のある雑貨類に困った人が最も多かった。

「ご当地キーホルダー。特にかわいくもなく、つけたいデザインでもない」(13歳/女性/学生・フリーター)

「お揃いのキーホルダー。センスが私と合わない」(16歳/女性/学生・フリーター)

「欲しくもないおもちゃ」(17歳/男性)

「そろばん。もらったけど使わない」(13歳/男性/学生・フリーター)

「キャンドルのクマ。火をつけたら溶けてしまいそうで実用的ではなく、高さが20センチぐらいあってどこに置いていいか分からない」(32歳/女性/営業・販売)

「メモ帳。すでにたくさん持っていて、あまり使っていなかったから」(19歳/女性/学生・フリーター)

「渡したときの受け狙いのネタ系のもの。恥ずかしくて日常で使えない」(30歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「自分が好みでない色や柄のハンカチもらったときは、正直困った。どうしても好みじゃなかった」(27歳/女性/総務・人事・事務)

「思いっ切り“粗品”と書いてあった。実用的だからいいけど、いくら何でも粗品の使い回しはどうかと思った」(37歳/男性/学生・フリーター)

「東南アジア系の仏像などの置物。自分の好みでないのと、明らかに家にインテリアとして似合わなかった」(35歳/女性/出版・マスコミ関係)

「いらないもの。ゴミだと感じた」(33歳/男性/総務・人事・事務)

「写真立て。飾るところがない」(33歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「文房具など人によって好みがわかれるものをもらった。自分があまり好きではない種類のものだった」(14歳/女性/学生・フリーター)

「ハンカチは家にたくさんあるからいらない」(35歳/女性/総務・人事・事務)

「ヴィトンのキーケース。当時家の鍵がカードタイプで、それ以外に鍵を持っていなかった。高級ブランド品であることはうれしかったが全く使わないので困った。お返しが高くつく」(35歳/男性/総務・人事・事務)

■「もらって困ったプレゼント」ランキング
1位 雑貨
2位 服など身につけるもの
2位 食べ物・飲み物
2位 手作りのもの
5位 花束・植物
5位 ぬいぐるみ
7位 フレグランス系
8位 アクセサリー
8位 カバン・靴
10位 化粧品類

© 株式会社双葉社