WTTチャンピオンズ仁川＜3月27～31日／韓国＞ 28日、女子シングルス1回戦で張本美和（15=木下グループ／世界ランク12位）がチュ・チョンヒ（22=韓国／同17位）をゲームカウント3-1で下し、2回戦に進出した。
Tリーグ・木下アビエル神奈川でも2シーズン共闘した2人。15歳のパリ五輪代表・張本が、スターコンテンダーバンコク2023準優勝のチュに、アウェーの地でぶつかった。
第1ゲームから接戦で11-11となるが、ここからチュにチキータと下回転サーブで1点ずつ取られ、11-13で先制される。
だが張本が十分な体勢で先に攻めるシーンが増え、11-6で2ゲーム目を取り返す。
チュ・チョンヒ Photo:World Table Tennis
第3ゲームは要所でチュのバック側を突いて10-7とし、10-10と追いつかれてから張本が得意のバックストレート攻撃とチキータで12-10としてここも奪う。
チュのミドル攻めにも身をよじりながら返球し、ラリーで優位に立つ張本。
バックストレートで幾度もノータッチエースを取り、最後はフォアドライブを突き刺して11-8とし、逆転勝ちを果たした。
＜WTTチャンピオンズ仁川 女子シングルス1回戦＞
張本美和 3-1 チュ・チョンヒ（韓国）
11-13/11-6/12-10/11-8
