磨盤山遺跡出土の幾何学模様が彫刻された壺（崧沢文化）。（資料写真、郎渓＝新華社配信）
【新華社郎渓3月28日】約6200～2500年前の中国。安徽省南部では郎川河（ろうせんが）がゆっくりと流れ、磨盤山の古代人が魚捕りのほか、農耕や狩猟、採集などを行い、悠々自適に暮らしていた。
同省宣城市郎渓県の磨盤山遺跡はこのほど、2023年中国十大考古新発見に選出された。遺跡では馬家浜（ばかほう）、崧沢（すうたく）、良渚（りょうしょ）、銭山漾（せんざんよう）の新石器時代文化から夏・商（殷）、西周・春秋時代に至る連続的な文化堆積が見つかり、時間的な連続性が長く、系譜も整っている。長江下流域で4千年近く続いた数少ない中心的集落で、同流域の文化の変遷を知る典型例となっている。
磨盤山遺跡で墓を発掘する考古学スタッフ。（2023年4月22日撮影、郎渓＝新華社配信）
磨盤山遺跡出土の杯形豆（崧沢文化）。（資料写真、郎渓＝新華社配信）
磨盤山遺跡出土の絵と彫刻が施された壺（崧沢文化）。（資料写真、郎渓＝新華社配信）
磨盤山遺跡の魚尊、牛尊、猪尊（崧沢文化）。（資料写真、郎渓＝新華社配信）
磨盤山遺跡で出土した馬家浜文化後期の住居跡。（2023年12月1日、小型無人機から、郎渓＝新華社配信）
磨盤山遺跡出土の陶猪尊（崧沢文化）。（資料写真、郎渓＝新華社配信）
磨盤山遺跡出土の玉璜（ぎょくこう、馬家浜文化）。（資料写真、郎渓＝新華社配信）
磨盤山遺跡で発掘作業をする考古学スタッフ。（2023年9月23日、小型無人機から、郎渓＝新華社配信）
磨盤山遺跡の2023年発掘区域。（2023年11月30日、小型無人機から、郎渓＝新華社配信）
磨盤山遺跡で出土した崧沢文化期の墓地。（2015年12月30日撮影、郎渓＝新華社配信）
