Jリーグが欧州支部設立を計画、選手の欧州移籍スムーズに=中国ネット「中国のはるか先を行く」

中国スポーツメディアの直播吧は27日付記事で、日本のスポニチの報道を引用し、Jリーグが、日本人選手の欧州移籍をスムーズにするため、欧州支部の設立を計画していることを紹介した。資料写真。

中国スポーツメディアの直播吧は27日付記事で、日本のスポーツ紙・スポニチの報道を引用し、Jリーグが、日本人選手の欧州移籍をスムーズにするため、欧州支部の設立を計画していることを紹介した。

記事は、オフィスは英ロンドンに構える可能性が高いこと、スタッフを現地に常駐させることで各欧州クラブ関係者とより強固な関係を築き、選手や日本人指導者の留学、研修などをさらに促進させたい考えであること、選手の欧州移籍に関しても、現地で選手の情報や価値を明確にし、クラブ間での交渉をさらにスムーズにすることで、より高額な移籍金を引き出したい狙いもあること、Jリーグに先立ち、日本サッカー協会(JFA)が2020年にドイツ・デュッセルドルフに設立した「JFA欧州オフィス」がA代表の大半を占める欧州組が所属する各クラブとの交渉などで大きな役割を果たしていること、Jリーグは26年8月から秋春制へのシーズン移行が決定しており、欧州支部設立は世界基準に近づくための布石であることなどを紹介した。

これについて、中国のサッカーファンなどからは「羨望」「これが真のプロフェッショナリズム」「(日本のプロリーグや協会の)マネジメントレベルは中国のはるか先を行く」「日本の強さはこういうところから来ていると思う」「かつての遣唐使から今日の遣欧使。優れた人がいればその人に学ぼうとする」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)

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