【今季注目の有望株③】プロスペクト16選手が開幕ロースター入り うち2投手は先発ローテ入り!?

米公式サイト「MLB.com」がシーズン開幕直前にプロスペクト(若手有望株)の開幕ロスター入りを予想した。さらに各チームのラインナップ&先発ローテーション予想では、2人のプロスペクト投手が先発ローテーションに名を連ねた。

MLB公式サイト内でプロスペクトの情報を専門的に扱う「MLBパイプライン」のプロスペクト・ランキングで全体23位に選ばれているジャイアンツのカイル・ハリソンは、2023年にすでにメジャーデビューを果たしている。7試合に先発して1勝1敗、防御率4.15だったものの、34回2/3を投げ、イニング数を上回る35個の三振を奪っている。

曲がりの大きなカーブで三振を奪う本格派左腕で、今年のスプリング・トレーニングでも4試合に先発して2勝0敗、防御率4.26を記録。奪三振も12回2/3で17個を奪う好投で、先発ローテーション入りを勝ち取った。

これでジャイアンツの先発ローテーションは、エースのローガン・ウェブを軸に、2番手と3番手には新加入のブレイク・スネルとジョーダン・ヒックスが続き、そして4番手にハリソンが入ると予想されている。

もう1人、先発ローテーション入りが予想されているのが、パイレーツのジャレッド・ジョーンズだ。ジョーンズの2023年はマイナーAA級とAAA級で合計25試合に先発して5勝9敗、防御率3.85。126回1/3を投げて146三振を奪った。今年のスプリングトレーニングでは6試合(うち3先発)に登板し、1勝0敗、防御率0.00と圧巻のピッチングを披露して開幕ロースターに残った。

ジョーンズは「MLBパイプライン」のプロスペクト・ランキングでは全体62位にランクインしているパワーピッチャーで、課題の制球難を克服し、スプリングトレーニングでは16回1/3を投げて与四球8に対して15個の三振を奪った。パイレーツの先発ローテーションではミッチ・ケラー、新加入のマーティン・ペレスに次ぐ3番手に入ると予想されている。

2人のプロスペクトはローテーションを守りながらどんな活躍を見せてくれるのだろうか。明日から始まる新シーズンでは、この2人以外にも台頭してくるプロスペクトが数多くいるだろう。超新星たちが見せる活気あふれるプレーに注目だ。

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