【掃除嫌いさん向け】プロが教える「春の大掃除」まずは2つだけやればOK!

ズボラなお掃除スペシャリスト、サンキュ!STYLEライターせのお愛です。

面倒でおっくうな大掃除。掃除嫌いさんの中には、「年末は結局、できなかった…」というかたも多いのではないでしょうか。でも大丈夫!大掃除は春のほうが効率がよいのです。その理由と、簡単にできる春の大掃除を、お掃除スペシャリストがお伝えします。

大掃除は春にするほうが断然ラク!

大掃除をするなら、年末の寒い時季よりも、暖かい春のほうが断然おすすめです。その理由は主に3つ。

【1】体がラク…窓を開けての換気や水まわりの掃除は、真冬にすると辛いもの。暖かい時季にするほうが体がラクです。
【2】油汚れが落ちやすい…気温が下がると固まる油汚れは、暖かくなって汚れがゆるんでから掃除するのが賢い選択。
【3】梅雨対策になる…ジメジメする季節がやってくる前に掃除をすることで、カビ・湿気対策に。

どうせ掃除をするなら、ラクに効率よくできるほうがよいですよね。とはいえ、家じゅうを一気にやるのは、掃除嫌いさんにはハードル高め。まずは、簡単にスッキリが叶う2つの掃除から始めるとよいですよ。

【簡単スッキリ春の大掃除1】ホコリをはらう

布団や毛布、毛足の長いラグなど、冬は布製品が多い分、ホコリもたくさん出ますよね。寒くて窓を開ける機会が少ないと、部屋の中の空気が動かず、ホコリは溜まったままになりがちです。そのまま放っておくと、カビのエサになることも。今のうちに、キレイに掃除しておきましょう。

掃除の際は、先に窓を開けないようにしてくださいね。溜まったホコリが舞い上がって、せっかくの掃除が台無しになってしまいます。高い所から低い所へ、順番にホコリをはらったら、最後に掃除機やフローリングワイパーで、床に落ちたホコリを除去しましょう。ホコリをはらって新しい空気を入れると、お部屋も気持ちもスッキリしますよ。

【簡単スッキリ春の大掃除2】空気を動かす

ホコリを一掃したあとは、「カビ・湿気対策」です。といっても、方法はいたってシンプル。空気を動かすだけです。家の中の空気が動いていないと、湿った空気はどんどん溜まっていき、カビの原因になってしまいます。とくに、部屋のすみや家具の裏、扉の中は要注意。

春になったら、下駄箱やクローゼットなど、家じゅうの扉という扉、窓という窓を開け放して、溜まった湿気を追い出しましょう。家具を壁から少し離すのもよいですね。ついでにササッと玄関を掃けたら、もう100点満点!ジメジメする季節がやってくる前に、ぜひやっておきましょう。

まずは簡単にできることを

掃除嫌いさんにとって、一気にあちこち掃除するのは至難の業!まずは簡単にできることから始めると、お掃除スイッチが入りやすくなりますよ。

■この記事を書いたのは・・・せのお愛
簡単にできる「お片づけ×お掃除」で、自分も家族も機嫌よく過ごせるお家のヒントを発信。
整理収納アドバイザー、クリンネスト1級の資格を保有。

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