吉本興業は3月28日、お笑いコンビ「尼神インター」が3月をもって解散することを公式サイト で発表しました。
「尼神インター」は、ボケの誠子さんとツッコミの渚さんが2007年に結成したお笑いコンビ。2015年には『オールザッツ漫才2015』（MBS）FootCutバトルで優勝するなど、テレビ番組や賞レースで活躍してきました。
誠子さんは契約終了、渚さんは吉本興業所属のまま。
吉本興業は「尼神インター解散のご報告」と題し、「弊社所属 尼神インターは2024年3月末日をもちまして、コンビを解散することになりました」と報告。
「誠子（せいこ、35歳）と渚（なぎさ、39歳）はそれぞれの道を歩んでいくことになりました」
「誠子は当社とのマネジメント契約を終了し、渚は引き続き当社所属のまま活動してまいります」
と伝えました。
最後には、「これまで、尼神インターに多大なご支援をいただきましたファンの皆様、関係者各位には心より感謝いたしますとともに、引き続き２人にご支援を賜りますようお願い申し上げます」と感謝の意を表しました。
渚さん「皆さんにお伝えさせて下さい」
公式サイトには、誠子さん・渚さんそれぞれのコメントも掲載されています。
渚さんは、「こういうものを書かないといけないのか、当たり前にやるべきなのか、しなくて良いのならと、分からず迷ってましたが、マネージャーさんからのアドバイスで、ちゃんとお伝えした方が良いですという事で、思っててもそれ伝えなそもそも伝わらんか、そらそうかと思い、ほんまに簡単ではありますが皆さんにお伝えさせて下さい」と切り出します。
続けて、「ここに長い時間過ごしたようですが、一生の人生で見るとそこまで長くもなく、それやのに人生の単位で考えても濃ゆい時間を過ごさせて頂いたような気がします」とこれまでを振り返りました。
「これから『尼神インター』は無くなり別々にはなりますが、偶然同じ時代に生まれたモノ同士、これからも気が向いた時があれば、思い出して頂いたり記憶に残して頂いたり様子を伺って頂けると、やる気の糧になります。お互い支え合えたらええなぁと思ってます」
と呼びかけ、今後については以下のように述べました。
「恐らくスムーズに器用にはいかへんと思いますが、変わらず人生において泥水をすすり、不味ければツバを吐き捨て、泥水を透明にして目一杯美味しい泥水を飲むという作業に時間を使い、楽しく気をくるわせたいと思います」
誠子さん「私らしく輝きたいです」
誠子さんのInstagramとX（旧Twitter）には、公式サイトに掲載されたコメントが直筆で投稿されています。
「尼神インターを応援してくださっている皆さま、関わってくださったお仕事関係の皆さまへ」と題し、「この度、私たち尼神インターは解散をする事になりました。それに伴い私、誠子は吉本興業を退所し、フリーで活動していきます」と報告。
続けて、「これまで尼神インターとして過ごした時間や経験はとても楽しくてかけがえのないものです。コンビを組んでくれた相方の渚や応援してくださったファンの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」と思いをつづりました。
「解散が決まり、今度どうしよう？ と考えた時に私は人生たった一度きりだから勇気を出して挑戦したいと思いました」と明かし、「今までの経験や想いを大切にしながらこれからは枠に捉われずに、私らしく輝きたいです」「みんなも自分もワクワクするような活動をしていきます」と今後について述べました。
最後には、「これからの渚と誠子の活動を応援してくださると嬉しいです」と呼びかけています。
「めっちゃ寂しい」「これからも輝き続けて」反響集まる
約17年にわたり活動してきた「尼神インター」の解散発表に、ファンからはたくさんの反響が寄せられています。
💬「めっちゃ寂しい。めちゃくちゃ面白かったのになあ」
💬「これからも輝き続けてください。ずっと応援しています」
💬「劇場でネタを見た時、めちゃくちゃ笑ったのを今でも覚えてる」
💬「解散は悲しいけど、お2人ともお疲れ様でした」
