富山勢3選手奮闘 センバツ星稜、石川初の4強

石川県勢初の春ベスト4を決めて笑顔を並べる星稜ナイン=甲子園球場

 第96回選抜高校野球大会第9日は28日、甲子園球場で準々決勝が行われ、昨秋の明治神宮大会を制した星稜が阿南光(徳島)に5-0で快勝し、準決勝に進んだ。高岡市出身の専徒(せんと)大和(3年)と中島幹大(同)、射水市出身の中島海翔(同)の3選手が奮闘した。星稜は能登半島地震でグラウンドにひびが入るなどの被害を受け、室内での練習が続く逆境の中で、石川県勢初の春4強となった。

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