MLS活躍のGK高丘陽平 日本代表待望論も「森保さんは小さいGKは呼ばないらしい」の指摘

MLSのホワイトキャップスに所属するGK高丘陽平(ロイター=USA TODAY Sports)

米メジャーリーグサッカー(MLS)のホワイトキャップスに所属するGK高丘陽平(28)に、日本代表入りを期待する声が上がっている。

高丘は横浜FCの下部組織からトップチームに昇格し、鳥栖を経て2020年10月に横浜Mに加入。22年には、リーグ戦全試合出場でJ1優勝に貢献し、初のベストイレブンに選出された。すると、23年2月にカナダ・バンクーバーを本拠地とする現所属クラブへ移籍。初の海外挑戦となった新天地でポジションをつかんだ。

日本代表では、GK鈴木彩艶(21=シントトロイデン)がスタメン起用されているが、アジアカップでは安定感を欠き、パフォーマンスを批判された。それだけに、新たな守護神を求める声は少なくない。ネット上には「高丘陽平をなぜ呼ばない? 選ぶ価値はあるはず」「高丘呼んでほしい」などの声が上がる。

さらには、アメフト選手として活躍し、パーソナルジム「JPEC TOKYO」の代表取締役を務める河口正史氏は、自身のX(旧ツイッター)で「MLSバンクーバーでプレーする高丘陽平選手、動き出しが随分スムーズになったなぁと思ってたらやはり姿勢が素晴らしい、でもまだまだ、代表に呼ばれてないから、森保さんは小さいGKは呼ばないらしいが、それも越えるしかない、呼んで貰えるまで進化するしかない」と期待した。

高丘の身長は183センチとGKでは、小柄な部類。今月の代表活動に招集された鈴木は190センチ、前川黛也(神戸)は191センチ、大迫敬介(広島)は188センチと、いずれも高丘より身長が高い。森保一監督が、高丘に声をかける日はやって来るのか。

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