「5年後にトッテナムに」内田篤人が飛躍を期待した当時20歳のMFは?「海外に羽ばたいてほしいと言っていた」

パリ五輪での活躍が期待されるシント=トロイデンのMF山本理仁が、元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』にゲスト出演。知られざるエピソードが明らかになった。

番組の冒頭、内田氏が「僕が引退して(日本サッカー協会の)ロールモデルコーチに就かせてもらって、(山本ら)一番初めの世代の選手たちがいまパリのオリンピック世代になった」と2人の関係を明かす。

山本が「U-20のミーティングで、(内田氏が)VARを作ってきたの、覚えてます? この(番組)セットを使って」と話すと、内田氏は思い出したようにこの説明した。

「5年後、(U-20の選手たちが)海外に移籍して、ワールドカップのメンバー発表をこのセットで私がしてます。5年後、そうなってほしいというのを見せた」

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鹿島アントラーズやシャルケで活躍した名SBが「理仁はどこのチームに入れてたっけ?」と尋ねると、22歳の俊英は「トッテナムです。めちゃくちゃ覚えてます(笑)」と返した。

「5年後にトッテナムに入ってくれるように。当時20歳ぐらい?グッと伸びて行ってほしい、海外に羽ばたいてほしいと言っていた」

現在はベルギーに研鑽を積む山本。パリ五輪での活躍次第では、一気にステップアップする可能性もなくはないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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