【西武】〝楽天キラー〟今井達也が平常心で敵地マウンドへ「球場の雰囲気がすごく好き」

開幕戦への意気込みを語った西武・今井

〝楽天キラー〟の西武・今井達也投手(25)が平常心で敵地・楽天モバイルパークの開幕マウンドに向かう。

28日、西武ナインは29日に開幕戦が行われる敵地で約2時間の前日練習を行った。

8年目で初の開幕投手を務める今井は30日の第2戦に登板予定の隅田とキャッチボール、ブルペンに入って最終調整に余念がなかった。

楽天戦には2021年10月から無傷の9連勝中と相性がいい。今年は25試合中24試合が週末3連戦。今井が開幕からローテーションを守り通せばチームは〝キラー〟を今季8、9試合に得意の楽天戦へ投入できることになり、西武としては貯金を稼ぐ〝銀行カード〟としたい構えだ。

まず、開幕投手として楽天戦10連勝を狙う今井は「そんなに得意意識はないですけど左打者が多いですし(仙台は)球場の雰囲気がすごく好きなので気持ちよく投げられている。ピッチングを楽しめているのでそれがいい方向に出ているのでは」と自己分析。

その上で、同学年の相手先発・早川隆久投手(25)との投げ合いについては「相手より失点を少なく終わりたいですし、開幕戦なのでまず勝ってシーズンをスタートしたい。投げ負けないという気持ちは相手以上に強く持っていきたい」とエースとしての自覚を語っていた。

お得意様の相手を飲み込むような期待通りの快投で、チームを勢い付けたいところだ。

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