竹中土木/片山右京氏の夢実現応援、自転車ロードレースチームとパートナーシップ契約

竹中土木は27日、元F1ドライバーの片山右京氏が代表を務める自転車ロードレースチーム「JCL TEAM UKYO」(東京都千代田区)とパートナーシップ契約を結んだ。サイクリング関連イベントなどスポーツ活動と企業活動の相乗効果でブランド価値向上や社員の健康増進、チームビルディングの促進を図っていく。
JCL TEAM UKYOは世界最大規模で行われる自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」に日本国籍チームとして初出場を果たすことを目標に2023年に発足。日本トップクラスの選手が在籍する。24年シーズンは拠点をイタリアミラノに置き、2月のサウジアラビアを皮切りに国内外のレースに参戦する予定だ。
竹中土木はパートナーシップ契約を機に、コーポレートサイトなどを使ったJCL(ジャパンサイクルリーグ)活動の認知拡大や社員のウエルネス向上に向けた関係イベント、レースジャージーへのブランドロゴ掲載などを予定している。
27日、東京都江東区の竹中土木本社で行われた調印式で片山氏は「大変心強く感謝している。皆さんに少しでも元気を与えられればうれしい。応援いただいている多くの方々に恩返しできるよう、夢の実現に向かって頑張りたい」と話した。竹中土木の岩田充弘取締役兼執行役員副社長は「全国各地に現場があり、レースの応援などさまざまな機会を通じて情報を発信していく。右京さんの熱い思いや夢の実現に向け応援していきたい」と語った。

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