こんにちは!リビングふくおか・北九州Web地域特派員のゆーれんママです!音楽も文化もドイツものに目がない私は、ドイツ語のお店を見つけたので早速行ってみました。
場所は福岡市西区壱岐団地、賑やかな商店街の1角にある「シュテファン」というハム・ソーセージの専門店です。
どうしてシュテファン?
シュテファンはドイツ語でよくある名前なので、ドイツ人の方がされているお店なのかとお伺いしてみると、オーナーさんが学生時代にホームステイで受け入れたドイツ人の学生さんのお名前とのこと。そのことがきっかけで、ドイツに興味を持ち、いつかドイツに関するお店を開いてみたいと思われていたそうです。その後、佐賀県の有名なソーセージ工房や精肉店での修業を積んだ後、2003年に独立し、シュテファンをオープンさせました。
店内で流れているドイツ語の音楽にノリノリワクワクです。
本場の製法!
こちらの店舗の奥は工房になっていて、大きなスモークマシーンもありました。大きなお肉を次々と調理していくオーナーさんの後姿は、正に職人です!
早速商品を見てみましょう。
ドイツでポピュラーなアウフシュニット。スライスしてもらったらそのまま食べられるタイプです。
厚切りにしてそのまま食べるのが個人的に好きな、シュベックベーコン。ハムステーキにぴったりのボンレスハム。
こちらは人気ナンバー1と2のソーセージ。
シュテファン・ブラートは太いですね。大葉入りもあります。
鶏むね肉を使ったヘルシーなものや、古都レーゲンスブルクの名物で、玉ねぎが入ったレーゲンスベルガー。
塊のお肉が存在感のあるシリーズ。
これらの商品は、低添加で保存料は不使用です。そのため賞味期限が3日のものや長くても1週間くらいのものが多いのですが、安心して食べられるが嬉しいですよね。ソーセージは2、3本の真空パック売りですし、ハムは必要な分、1枚からスライスして販売してくださるので、新鮮なハムを毎日食べることができます。ドイツって、街の身近なところにパン屋さんがあるようにお肉屋さんがあって、その日に必要な分を買う人が多いんです。サンドイッチ用や朝ご飯用にハム、夜のメインにソーセージ・・・と通ったら、気分はドイツ人ですね(笑)。
お昼前にはサンドイッチも揃います。パンはドイツパンで有名な、サイラー(福岡市南区)のカイザーゼンメルなどを使っていますので、本場の味が楽しめますよ。ポテトサラダやザワークラウトもありました。
瓶詰のザワークラウトやソーセージに合う調味料なども販売しています。
本場の味に感動!
今回はこちらの商品をいただいてみることにしました。
奥はアウフシュニット(ヤークト)、右はシュヴァイネブラーテンのサンドイッチ
ハムは100g頼んだのですが、その場で薄くスライスしてくれました。
ハムはぎゅっと旨みが凝縮されていて、お肉を食べている!という感覚がダイレクトに伝わる、正にあのドイツの味!軽く焼いていただいたシュテファンブラートは、スパイスのバランスが絶妙でお肉の味を堪能できる逸品です。
ゲルダーレンダーラオフは豚肉100%の荒挽きソーセージ。茹でたてをかぶりついたら、ジュワっと溢れ出す肉汁とパキッとした皮がたまりません。
クラクアーは、ガーリックが効いていてビールが欲しくなる美味しさです。
プレーンフランクは、ふんわりと柔らかいので、小さなお子さんも食べやすそうです。
そして、サンドイッチに使われているのはこちらのシュヴァイネブラーテン!豚肩ロース肉をじっくり下味をつけてハーブスパイスをまぶして焼き上げています。
本格ドイツ製法で作られたハムやソーセージは、お肉の割合が高くてぎゅっと詰まっているので、市販ではなかなかお目にかかれない高たんぱくであることが、裏面表示からも分かります。目をつぶったらドイツの景色がふぁ~と広がって、サンドイッチ片手に楽器練習していたあの頃を思い出すことができました♪
楽しいイベントも♪
コロナ禍前は毎月行われていたという楽しいイベント「シュテファンカフェ」が3月から復活しています!スープやシチュー、カレーライスにサラダ、ビールやワインなどを店頭で食べたり飲んだりしながら楽しむお祭りが開催されますよ。次回は4月27日~29日の予定でメニューは毎月変わりますので、詳しくはインスタをチェックしてみてください。
「お子様からご年配の方まで楽しんでいただける商品を心を込めて作っています。日常の食卓に、 記念日やパーティーの一品に、お世話になった方に感謝の気持ちを 込めてなど、様々な食のシーンに私たちのハム・ ソーセージをご利用ください。」とオーナーの中原さん。是非おいしくて本格的なハムやソーセージを買いに、「シュテファン」に行ってみてくださいね。
・シュテファン
・福岡市西区壱岐団地135-103
・9:00〜19:00
・定 休 日 日・祝
・駐 車 場 1台有