ドリー・パートン、ビヨンセによるカバー解禁前に自身の『ジョリーン』を聴いて欲しい

ドリー・パートン(78)は、自身の大ヒット曲『ジョリーン』をビヨンセ(42)のバージョンが解禁となる前にファンに聴いてほしいと要望している。

2022年のダンスアルバム『ルネッサンス』に続く「ルネッサンス」三部作の2作目、「ルネッサンス・アクトⅡ」として、29日(金)にカントリーアルバム『カウボーイ・カーター』のリリースを控え、ビヨンセは今週同新作のトラックリストを公開していた。今回ドリーも自身のインスタグラムストーリーで同トラックリストをシェア、1973年の同名曲をストリーミングで聴いて欲しいとして「ビヨンセの『ジョリーン』を待っている間にオリジナルを聴いて」とフォロワーに呼びかけていた。

27曲から成るビヨンセの壮大なコレクションには、記録破りの『テキサス・ホールデム』と『16キャリッジズ』の他、『アメリカン・レクイエム』『ブラックバード』『プロテクター』『マイ・ローズ』『ボディガード』『ドーター』『スパゲッティ』『アリゲーター・ティアーズ』『スモーク・アワーⅡ』『ジャスト・フォー・ファン』『IIモスト・ウォンテッド』『リーバイス・ジーンズ』『フラメンコ』『ヤー・ヤー』『オー・ルイジアナ』『デザート・イーグル』『リバーダンス』『タイラント』『Ⅱハンズ・Ⅱヘブン』『スイート・ハニー・バッキン』『アーメン』が収録される。

ドリーは以前、ビヨンセのカバーによる『ジョリーン』が新アルバムに収録される可能性を示唆していた。また、同アルバムで共演しているとのうわさについて聞かれ、ノックス・ニュースにこう答えていた。「彼女はやったと思う!『ジョリーン』をレコーディングしたはず。たぶん今度のカントリーアルバムに入るんじゃないかな。私はとても楽しみ」「彼女のことが大好きなの!」「素敵な女の子で素晴らしい歌手ね」

更に同曲をビヨンセにカバーして欲しいとずっと思っていたそうで、「私たちは長年メッセージを交換し合ってきたわ。彼女とお母さんはファンみたいだった。ファンでいてくれることにいつも私は感激していたし、彼女のことをすごいと常に思っていたわ」と続けた。

一方ビヨンセは最近、カントリー・ミュージックを彷彿させる2曲のシングル『テキサス・ホールド・エム』『16キャリッジズ』がリリースから1週間でそれぞれ1920万回と1030万回の再生数を記録、前者がビルボードのカントリー音楽チャートで黒人女性初のトップに輝き話題となっていたところだ。

ビヨンセのカントリーへの移行に賛否両論の声が聞かれるものの、カントリーの女王ドリーはSNSでこう擁護していた。「私はビヨンセの大ファンだし、カントリー・アルバムを作ったことが本当に嬉しい」「全米カントリー・チャートでのナンバーワンシングル、本当におめでとう。フルアルバムを聴くのが待ち遠しいわ!」

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