津久見市保戸島の魅力、食べて巡って実感 5年ぶりに「ビーコロつまみ食い路地」【大分県】

案内人と島内の路地を散策する参加者=津久見市保戸島

 【津久見】津久見市保戸島の魅力を発信するイベント「VICOLO(ビーコロ)保戸島つまみ食い路地」が23日、同島であった。新型コロナウイルス禍の影響で開催は5年ぶり。

 市や市観光協会などでつくる市周遊活性化対策協議会と地元住民の主催。ビーコロはイタリア語で「路地」を意味し、細い道沿いに住宅が密集している島の特徴から命名した。

 会場には島民らが用意したマグロの総菜やひじき飯などの出店が並んだ。参加者は島内を巡って自然や文化に触れ、島の案内人による散策ツアーもあった。

 小学生対象の釣り大会では、子どもたちが釣った魚の大きさや数を競った。体長30センチ超えのカサゴを釣り、大物賞を受賞した同市堅徳小4年の五十川凜久(りく)君(10)は「想像より大きな魚が釣れた。来てよかった」と喜んだ。

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