ベトナム国際チャーター便が初就航 福島空港で歓迎

福島空港で歓迎を受けるベトナムからのチャーター便搭乗客

 ベトナムの航空会社「ベトトラベル航空」の国際チャーター便は28日、福島県の福島空港に初就航した。福島県や近隣市町村、福島空港の職員らが横断幕を掲げてベトナムからの搭乗客を歓迎した。

 初日はダナン国際空港(ベトナム)と福島空港を双方向で運航した。福島着便に200人、ベトナム着便に95人が搭乗した。

 ベトナムからの一行は4泊5日の日程で、福島市の花見山公園や会津若松市の鶴ケ城公園、栃木県の日光江戸村などを巡る。

 ベトトラベル航空の親会社「ベトトラベル」のヴォ・クアン・リエン・カー副社長は「福島はおもてなしの心や豊かな自然、おいしい食べ物が魅力だ。ベトナム各地を結ぶ便の運航を検討したい」と語った。

 4月2日から14日まで、3往復6便の運航を予定している。

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