黄砂、岩手へ本格飛来の恐れ 3月29日、30日

 岩手県内で29、30の両日、黄砂が飛来する恐れがあるとして、盛岡地方気象台は28日、今年初めて黄砂に関する県気象情報を発表した。視界の悪化や交通障害に注意を呼びかけている。

 同気象台によると、29日夕方ごろから本格的に飛来し始め、30日にかけて断続的に影響を受ける見込み。場所によっては水平方向で見通しが利く距離「視程」が5キロ未満まで悪化する恐れがある。

 気象庁によると、28日午後6時ごろまでに中国の東北部で観測されており、視程2キロ未満の地点もある。

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