ヨルゴス・ランティモス×エマ・ストーン再タッグ作、邦題は『憐れみの3章』 予告編も公開

ヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再タッグを組んだ『Kinds of Kindness(原題)』が、『憐れみの3章』の邦題で2024年に全国公開されることが決定。あわせて予告編と場面写真が公開された。

ランティモス監督がストーンをプロデューサーと主演に迎えた前作『哀れなるものたち』は、第80回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞に輝き、第81回ゴールデングローブ賞では作品賞と主演女優賞を受賞。さらに第96回アカデミー賞では、ストーンが『ラ・ラ・ランド』に続く2度目の主演女優賞を受賞したほか、衣裳デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、美術賞の合計4部門受賞を果たした。

そんなストーンとランティモス監督が再びタッグを組む本作。『哀れなるものたち』からは、ストーンに加え、ウィレム・デフォーとマーガレット・クアリーが再集結。さらに、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のジェシー・プレモンス、『ザ・ホエール』のホン・チャウ、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』『マイ・エレメント』のママドゥ・アティエ、『ユーフォリア/EUPHORIA』『ハンガー・ゲーム0』のハンター・シェイファーらが出演する。

さらに共同脚本として、『籠の中の乙女』『ロブスター』『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』のエフティミス・フィリップとのタッグが復活した。

公開された予告編には、異常なスピードを出すビビッドカラーのスポーツカーや、廊下を引きずられていく脱力した女性が映され、ランティモス監督の独特な物語を彩るキャスト陣が次々に現れていく。

なお本作は、北米では6月21日に公開される予定だ。
(文=リアルサウンド編集部)

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