郡山で福島県内初「東北高校軽音」 全国切符懸け10月6日開催

 高校軽音楽部の日本一を決める第4回「全国高校軽音楽部大会 we are SNEAKER AGES(スニーカーエイジ)」の東北地区大会が10月6日、郡山市の中央公民館で開かれる。過去の東北地区大会は全て仙台市で開かれており、県内開催は初めて。

 大会関係者によると、同公民館の音響設備の充実に加え、"音楽都市"をうたう郡山市が今年、市制施行100周年を迎えること、大会テーマソングを同市ゆかりの「GRe4N BOYZ(グリーンボーイズ)」(旧グループ名「GReeeeN」)が手がけたことなどから、同会場に決めた。

 スニーカーエイジには約300校が出場。東北地区大会を含む全国8ブロックの地区大会を勝ち進んだ19校と台湾代表の計20校が、12月に大阪市で開かれる全国大会に出場する。東北地区大会には動画による予選を経た上位15校が進出。会場でライブによる選考が行われる。県勢は2022年に帝京安積、23年は安積が東北地区大会を勝ち抜き、全国大会に出場した。

 スニーカーエイジ大会プロデューサーの吉田繁夫さんは福島民友新聞社の取材に「東北地区大会を郡山で開催することで『楽都』の盛り上げに役立てればうれしい。来年以降も郡山での開催を検討したい」と話した。

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