バイエルンがシャビ・アロンソ監督の招聘を断念 ヘーネス名誉会長「おそらく不可能」

シャビ・アロンソ監督

ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンが同1部レーバークーゼンのシャビ・アロンソ監督(42)の招聘を断念することになりそうだ。

Bミュンヘンは今季限りでトーマス・トゥヘル監督の退任が決定し、後任にシャビ・アロンソ監督の引き抜きを検討している。英メディア「BBC」によると、Bミュンヘンのウリ・ヘーネス名誉会長は「今年、それができるかどうかを見守る必要がある」とした上で「おそらく不可能」と語ったという。

シャビ・アロンソ監督が率いるレーバークーゼンは初のリーグ制覇に向けて残り8試合で2位Bミュンヘンに勝ち点差10をつけて独走中。そんな指揮官をめぐってはBミュンヘンとともにイングランド・プレミアリーグのリバプールも新監督候補としてリストアップするなど、今後の去就が注目されている。

ヘーネス名誉会長は「(シャビ・アロンソ監督は)現在の成功を考慮すると、レーバークーゼンにとどまりたいと考えている」とし「もし彼があと2、3年成功していれば、おそらく引き抜くのは簡単だっただろう」と指摘。2026年6月末まで契約がある若手指揮官の招聘はあきらめムードだった。

Bミュンヘンはイングランド・プレミアリーグでMF三笘薫(26)の所属するブライトンのロベルト・デゼルビ監督もリストアップしており、新指揮官の選定が注目される。

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