中国商務部。(資料写真、北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京3月29日】中国商務部は28日、オーストラリアから輸入するワインに課している反ダンピング(不当廉売)関税と補助金相殺関税を29日から撤廃すると発表した。
中国のワイン関連市場に変化が生じていることに鑑み、関税を課す必要がなくなったとしている。中国は2021年3月28日から、2リットル以下の容器に入ったオーストラリア産ワインに対し、5年間の予定で反ダンピング関税を課している。
商務部は昨年11月30日、オーストラリアの業界団体の要請を受け、同国産ワインに反ダンピング関税と補助金相殺関税を課す必要性について再審査すると発表していた。