ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが試合開始約4分で退場

日本時間3月28日(現地27日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、この日敵地で行なわれたオーランド・マジック戦に先発出場したものの、試合開始直後に退場処分となってしまった。

グリーンは第1クォーター残り8分50秒で1つ目のファウルを取られる。それからわずか26秒後、チームメイトのステフィン・カリーがシューティングファウルを取られた際に、自身1つ目のファウルをコールしていたレフェリーに向かって暴言を吐いていた。その時点でテクニカルファウルが宣告されたもののグリーンがレフェリーに向かって叫び続けたため、2つ目のテクニカルファウルで退場となってしまったのだ。

カリーはグリーンの退場に関して相当なストレスを抱えたのか、頭を左右に振り、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)に慰められ、さらには自身のユニフォームで顔を隠すような場面が見られた。

試合は17点、10アシストを記録したカリーや、23点、6リバウンドをマークしたアンドリュー・ウィギンズの活躍もあり、ウォリアーズが101-93で勝利した。試合後、カーHCは彼らの活躍を称賛しつつ、グリーンの退場については「残念だけどそれに値する」ときっぱり言い切っている。

なお、グリーンの退場は今季4度目。2017-18シーズンにケビン・デュラントが5度退場処分を受けて以降では、1シーズンで4度以上退場となったのはグリーンが初となる。

試合後、グリーンについて問われたカリーは、「自分から言えるのは、我々には彼が必要ということだけだ。彼はそれを分かっている。コートに立って試合に出られるようにするために何が必要なのか、彼はそれをやらなきゃいけない」とコメントしている。

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