サッカー=賭博問題で処分のトナリ、プレミア移籍後も違反の疑い

[28日 ロイター] - イングランド・サッカー協会(FA)は28日、イタリアでの賭博規則違反で出場停止処分を受けたイタリア人MFサンドロ・トナリが、プレミアリーグのニューカッスル移籍後にも同違反があったとして告発した。

23歳のトナリはイタリア・セリエAのACミランなどで活躍し、2023年7月にイタリア人選手としては史上最高額となる7000万ユーロ(約114億円)の移籍金でニューカッスルに移籍。しかしミラン在籍時に賭博違反を犯したとして、同10月にイタリア・サッカー連盟(FIGC)から10カ月の出場停止処分を科された。

今回のFAの声明によると、トナリは「(移籍後の)23年8月12日から同年10月12日までのサッカーの試合に賭け、FA規則E8に50回違反した疑いがある」という。なおFAは、トナリはこの告発に対して4月5日までに応じなければならないとしている。

ニューカッスルは「サンドロは今後も関連する捜査に全面的に従い、クラブの全面的な支援も継続する」との声明を出した。

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