北海道十勝豊頃町の「ハルニレの木」。冬から春にかけてだけ観られる絶景を撮影!

北海道十勝の豊頃町。この地の左右いっぱいに大きく枝を伸ばした「ハルニレの木」は、その姿の美しさから多くの人を魅了しています。

冬から春にかけてのハルニレには、多くのカメラマンが集まります。みんなハルニレの前方にできる雪解け水(または氷)に映るリフレクションを狙っているのです。

私の撮影記録によると、昨年は3月15日から21日までの間リフレクションが見られましたが、22日には水たまりが完全に消えていました。しかし、今年は雪が少なかったにもかかわらず、3月16日から27日までリフレクションを楽しむことができました。

以下は、今年の「ハルニレのリフレクション日記」です。

(1)3月16日(土):ハルニレの前方右側に水たまり(実際は氷)を発見。

(2)3月17日(日):太陽、ハロ、リフレクションの美しい共演。ハロは太陽の周りに見える虹色の光の輪です。

(3)3月19日(火):ハルニレに続く道に大きな水たまりがあり、リフレクション写真を撮影。

人が入るとさらに良い雰囲気です。

(4)3月20日(水):氷なので、木の形がはっきりと映りませんでした。

(5)3月22日(金):この日は雲が多く、私が好きな条件でした。

(6)3月23日(土):ようやく木の形がきれいに撮れましたが、風があり、完璧ではありませんでした。

(7)3月24日(日):朝霧の中のリフレクション。快晴の日よりも私は好きです。

(8)3月27日(水):わずかに残っていた小さな水たまりが凍っていて、でこぼこしていたので光が拡散。

おもしろい写真が撮れました。

(9)3月28日(木):水たまりはなく、ハルニレにも春が訪れました。

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