日光市湯元と群馬県をつなぐ金精道路 来月の通行止め解除に向け除雪作業進む

とちぎテレビ

奥日光に春の訪れを告げる話題です。冬の間、雪のため通行止めとなっている日光市と群馬県をつなぐ金精道路で、本格的な春の観光シーズンを前に除雪作業が急ピッチで行われています。

春の観光シーズンに向けて、除雪作業が急ピッチで行われています。日光市湯元と群馬県片品村を結ぶ国道120号「金精道路」は、雪の影響で2023年12月25日から17・6キロの区間が通行止めになっています。

今シーズン積もった雪の量はおよそ350センチと、昨シーズンと比べて30センチほど多くなっていて、栃木県側の5・5キロは3月中旬から除雪作業が始まりました。3月28日は、除雪車など3台で作業を行い、白いアーチがかかったかのように道路に積もった雪を勢いよくかき出していきました。

除雪作業はすでに終盤に入っていて、4月25日の正午に予定されている、通行止めの解除に向けて準備を進めます。

県日光土木事務所 橋本達雄次長:「金精道路は日光を代表する観光道路で、景色の良い道路。多くの方に安全に日光に来ていただけるよう、しっかりと整備をしていきたい。」

県日光土木事務所は、春の大型連休ごろまでは雪が残っている可能性があるため、金精道路を利用する場合は冬用タイヤを装着するよう呼びかけています。

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