免許停止にとどまるため「停職」に 酒気帯び運転容疑で摘発の男性職員に懲戒処分 岩手・一関市

岩手県一関市は29日、酒気帯び運転の疑いで、先月警察に摘発された40代の男性職員を停職の懲戒処分にしたと発表しました。

29日付で停職4か月の懲戒処分を受けたのは、一関市市長公室プロジェクト推進室に所属する主任級の男性職員(40代)です。市によりますと男性職員は先月17日の午前8時半ごろ、一関市山目の市道で自家用車を運転中に警察の職務質問を受け、その後の呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出されたということです。男性職員は酒気帯び運転の疑いで摘発され、今月21日に免許停止90日の行政処分を受けました。

市はこれまで、酒気帯び運転で免許取り消し処分(違反点数25点)を受けた職員を懲戒免職処分としてきましたが、今回は免許停止処分(違反点数13点)にとどまるため、全国のほかの自治体の例も参考にした上で停職処分としたと説明しています。

© 株式会社アイビーシー岩手放送