教職員組合が要望「部活動顧問の選択権を」【長野】

部活動の顧問を強いられない環境づくりを目指す教職員の組合が28日、県教委と懇談し、教員に選択権を与えることなどについて意見を交わしました。
教職員組合「イージス」は教員が部活動の顧問を強いられない環境づくりを目指して結成されました。
県内の中学校・高校に勤務する教職員などメンバーは14人です。
非公開となった県教委との懇談では、部活動の顧問を「する・しない」の選択権を教員に与えることを要望したということです。

■イージス 青木哲也 代表
「部活動顧問の任命は押しつけやパワハラとならないように県立学校長や市町村立学校長に指導を行っていくという回答。部活動顧問する・しないについて話が進展したかというとそうではなかった」

また、公立中学校の部活動を民間団体に委ねる「地域移行」については…。

■イージス 青木哲也 代表
「平日・高校も見通しをもって進めてもらいたいというのが私たちの思い。高校については何ともまだ何もなかったですね回答は」

今後について青木代表は「地域移行には期待している。疲弊している教員や家族が救われる状況になっていくといい」と話していました。

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