栃木県議会臨時会議 73億円あまり減額補正 400回県議会記念決議も

とちぎテレビ

栃木県議会の第400回臨時会議が28日開かれ、73億円余りに上る一般会計を減額補正する議案などが可決されました。

栃木県議会は1947年、昭和22年に地方自治法が制定されてから今回で400回という節目を迎えました。それを受けて岩崎信議員などから「県民の負託に応え、ふるさととちぎの更なる発展を図るため、憲法に定められた地方自治の本旨である住民自治、団体自治の更なる実現に向けて、全力を尽くすことを決意する」などとする決議案が提出され、全会一致で可決されました。

また県が提出した一般会計予算を73億9千8百万円減額する議案は、地方交付税の確定などに伴い歳入・歳出予算を整理したもので、県債管理基金の取り崩しを一部取りやめます。これにより最終的な予算は当初予算に比べて1.6%増加の9千943億1千3百万円となり、4年ぶりに1兆円を下回ります。

そのほか、災害応急作業にあたる職員などに特殊勤務手当を支給するための条例の改正案などが提出され、いずれも可決されました。

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