バイエルン名誉会長もシャビ・アロンソ招へいに諦めムード 「非常に難しいだろう」

バイエルン名誉会長のヘーネス氏。[写真:Getty Images]

バイエルンが思い描くレバークーゼンからシャビ・アロンソ監督(42)を招へいするプランは崩れそうだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。

トーマス・トゥヘル監督の今季退任が決定済みのバイエルンでは長らくクラブOBのシャビ・アロンソ監督がトップターゲットに。同じく古巣のリバプールも今季限りで退任するユルゲン・クロップ監督の後任として目を光らせ、引き抜き合戦が大方の予想を占めたが、ここにきてレバークーゼン残留の見通しが浮上している。

両チームからすれば再考を余儀なくされ、バイエルンも断念となるなか、名誉会長のウリ・ヘーネス氏がドイツ『ARD』で「非常に難しいだろう。おそらく不可能とまでは言わないがね。彼がレバークーゼンに残るのは確かにイメージできる」と語り、実現しなさそうな状況を認めた。

「彼のことを知っていくにつれ、彼のなかでレバークーゼンに残りたいという気持ちが強くなった。今の彼らを置き去りにしたくないからだ」

「彼は今、ドイツチャンピオンを目指すクラブで働いている。彼にはあのクラブで感謝すべきことがたくさんあって、クラブも然りだ。彼が2、3年にわたって成功していたら、引き抜くのは容易いものだっただろう」

「我々は彼と契約したいが、それがうまくいかないようであれば、代わりを探して、見つけるのがクラブ首脳陣の仕事になるだろう」

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