浦和がホーム飲食売店の取扱商品を調査「健康被害を招いたとされる『紅麹原料』とは異なる」

浦和レッズは3月28日、「ホームゲーム飲食売店等の取扱商品について」と題した声明を発表した。

小林製薬の紅麴関連製品による健康被害問題を受けてクラブは、浦和レッズ、浦和レッズレディースのホームゲーム会場で販売している、各種飲食メニューを調査。その結果、今般関係省庁等より使用中止を含む注意喚起がされている小林製薬株式会社製造の「紅麹原料」は、いずれの取扱商品にも使用されていなかったと報告した。

またこれまでの取扱商品についても以下のように説明している。

【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
「また過去の取扱商品も含めまして、ホームゲーム飲食売店、スタジアムファンショップ、オンラインショップ、およびオフィシャルショップ『RED VOLTAGE』の一部取扱商品には『ベニコウジ色素』が使用されておりますが、こちらは食品衛生法に定められた食品添加物公定書規格に適合した食品添加物着色料であり、今般の健康被害を招いたとされる『紅麹原料』とは異なるものであることを製造メーカーに確認済みです」

続けて、今後の対応には、「『ベニコウジ色素』を含む飲食物にご不安をお感じになられる方にも安心してスタジアムでの時間をお過ごしいただけますよう、今週末3月30日(土)に埼玉スタジアムにて開催されるアビスパ福岡戦より、『ベニコウジ色素』を含む商品につきましては店頭表示等にて分かりやすくお伝えする等の対応を行ってまいります」とした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社