「選手との関係」が疑われたレスター・シティ女子の監督が解任、宝田沙織と籾木結花が所属

選手との関係を疑われ解任されたカーク監督[写真:Getty Images]

宝田沙織と籾木結花が所属するレスター・シティのウィリー・カーク監督(45)が解任された。理由は規律違反だという。

FA女子スーパーリーグ(FAWSL)を戦うレスター。日本人選手2人も所属する中、チームは下位に苦しんでいる。

そんな中、9日にカーク監督は「内部調査のため」として出場停止。3試合指揮していなかった。

すると28日、レスターは声明を発表。カーク監督の解任を発表し、「行動規範に違反した」と説明した。

「広範な内部懲戒手続きを経て、個人のプライバシーに対するクラブの義務を尊重した結果、ウィリーは自身の立場を維持できなくなるほどチームの行動規範に違反したと判断された」

「今シーズンの開幕に先立って確立され導入されたこの規範は、2020年のレスター・シティ・ウィメンの買収以来、女子試合のプロ化を目指すクラブの継続的な取り組みの一部を形成し、選手、コーチ、技術スタッフの間でパフォーマンス主導の文化を促進している」

報道によれば、選手と監督の「個人的な関係」が問題視されたとのこと。未成年者が関与しない限りは違法ではないものの、クラブ内の行動規範として定められているため、違反となるようだ。

また、関係のあることにより、チーム内に不均衡を生み出すことも考えられるため、大きな批判を受けている。

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