ミスさんさの要件、見直して 性別や年齢、盛岡の市民団体要望

内舘茂市長に要望書を手渡す佐藤真子代表(左から2人目)ら団体メンバー

 盛岡市の市民団体「かだって!さんさをひろげるプロジェクト」(佐藤真子代表)は26日、盛岡さんさ踊りのPR活動を担う「ミスさんさ踊り」と「さんさ太鼓連」について、28歳以下の独身女性を要件とする応募資格や名称の見直しを求める要望書を市に提出した。

 同団体の5人が市役所を訪問。佐藤代表(26)が、近年は全国的に観光大使などの性別要件をなくす動きが広がっていると説明。「さんさは性別や年齢、職種を超えて踊ることが魅力。ミスさんさ踊りも多様な人が参加できるようにしてほしい」と内舘茂市長に要望書を手渡した。

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