宿泊施設リニューアル 里山での暮らしをイメージ ドミトリーやテラスなど/岡山・津山市 

岡山県津山市が阿波村で改修を進めていた宿泊施設「あば交流館」が、4月1日にリニューアルオープンする。ドミトリー(相部屋)や多用途に使用できるテラスなどを新たに整備し、スポーツ合宿などの団体利用に対応する。

これまで地元の宴会客が中心だったが、温泉や屋内運動施設といった周辺の地域資源を活かそうと、昨年9月に着工。里山での暮らしをイメージし、全客室に畳を取り入れ、和テイストに仕上げた。

2階建ての同施設(総床面積705平方メートル)に男女別のドミトリーと4人用の和室計8室を配備。さらにシェアキッチンやランドリー室、BBQや焚火などが楽しめる建物中心部の屋外テラス(162平方メートル)を新設した。レストランメニューは刷新し、アマゴや山菜など地元食材を取り入れた料理を提供する。整備費は約1億7900万円。

同交流館は「村の良さが感じられる施設となっている。気軽に足を運んでほしい」と話している。

利用料金は和室が一人4400円(素泊まり)から。ドミトリーは3300円(同)から。

問い合わせは、同交流館(TEL:0868-46-7111)。

多用途に使用できるテラス

© 津山朝日新聞社