【ドライブグルメ】東名高速道路・牧之原SA(下り)では、日本有数のお茶どころならではの抹茶スイーツを!

ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は東名高速道路・牧之原SA(下り)のテイクアウトグルメを紹介しよう。

自慢の食材であるお茶を使ったスイーツが大人気

小型車用駐車場308台、大型車用221台を用意する大型のSAが牧之原SA(下り)。コインランドリーやコインシャワーも用意されている。

海や山などの食材に恵まれた静岡県。その中でも、特に名高いのがお茶でしょう。さらに、牧之原には日本屈指のお茶の生産地と言われる牧之原大茶園が広がっています。それゆえ、牧之原SA(下り)のテイクアウトグルメにも、お茶を使ったものが大人気とか。

今回紹介するのは2品。まずひとつは、NEXCO中日本がおすすめする「プレみや」にも選ばれた逸品。もうひとつは、誰もが笑顔になるスイーツです。

静岡の老舗菓子店とのオリジナル コラボ

牧之原SA(下り)のオリジナル商品として大人気の「牧之原ロール」(1396円)。

牧之原SA(下り)のショッピングコーナーで飛び切りの人気商品となっているのが「牧之原ロール」(1396円)です。この商品は、静岡西部エリアで人気の老舗菓子店「たこまん」とコラボした、牧之原SA(下り)だけのオリジナル商品。NEXCO中日本の「プレみや」にも認定されています。

もちろん、使っているのは地元となる牧之原産の茶葉と静岡産の抹茶。カットしたロールケーキを口に入れれば、抹茶の香りが鼻をくすぐります。フワフワのカステラ生地は、消え入るような口どけの良さ。生地にちりばめられた、かのこ豆(小豆)のプチっとした舌触りがアクセントになります。そして肝心のクリームは、コクがありつつも、甘さ控えめで後味はすっきり。ここにも抹茶の小さな粒が混ぜられており、抹茶がしっかりと感じられるのも特徴でしょう。終始、抹茶の存在を感じさせてくれるスイーツです。

「ちょっと、おいしいものを家族に買っていこう」と考える方にオススメの逸品です。この「牧之原ロール」、冷蔵販売と冷凍販売を両方行っており、冷蔵だと賞味2日が目安ですが、冷凍なら2週間ほど日持ちするのもうれしいところです。

「牧之原ロール」は、冷蔵販売と冷凍販売を両方行っている。冷凍なら、解凍しなければ2週間ほど日持ちする。

濃厚な抹茶と黒蜜とソフトクリームの甘みを楽しむ

日本茶専門のカフェ「小栗茶房」にて販売される「濃厚抹茶ソフト」(550円)。

続いても、牧之原SA(下り)の限定、そして地元のお茶を使ったスイーツとなる、「濃厚抹茶ソフト」(550円)です。販売されているのは、日本茶専門のカフェ「小栗茶房」。その看板商品となります。

「濃厚抹茶ソフト」は、地元のお茶農家さんとのコラボ商品であり、使用する茶葉は、地元・牧之原で作られたもの。キュートなビスケットの器に、黒蜜をかけた抹茶ソフトがそびえ立ちます。ハラハラとふりかけられているのは、お茶の葉です。

ねっとりとしたソフトクリームをいただけば、まるで抹茶そのものを飲んでいるかのような気分に浸れます。ビスケットの器を割って、箸休め的に食べるのも一興。抹茶の香りと苦み、ソフトクリームと黒蜜の甘みが混然一体となったおいしさに、思わず笑顔になってしまいました。暑い季節だけでなく、寒い季節でも楽しめるスイーツです。

静岡、そして牧之原の誇る茶葉を楽しめるふたつのスイーツ。抹茶ファンはもちろん、老若男女、幅広い人たちに好かれるというのも納得できる逸品でした。(文と写真:鈴木ケンイチ/取材協力:中日本エクシス)

「濃厚抹茶ソフト」を販売する「小栗茶房」は、店内と店外の両方に販売窓口がある。

●営業時間
ショッピングコーナー:8時~21時
小栗茶房:9時~18時
※コロナ禍の影響により、営業時間が変更になる場合があります。
価格等は、2024年3月時点のものとなります。

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