中国の長白山地質公園、ユネスコ世界ジオパークに認定

中国の長白山地質公園、ユネスコ世界ジオパークに認定

長白山天池の景色。(2012年6月21日撮影、長春=新華社記者/許暢)

 【新華社長春3月29日】国連教育科学文化機構(ユネスコ)執行委員会は27日、長白山地質公園など中国の6カ所を含む18カ所を「ユネスコ世界ジオパーク」に認定し、世界ジオパークネットワーク(GGN)のリストに加えることを承認した。

 長白山世界ジオパークは吉林省南東部に位置し、総面積は約2700平方キロ。第四紀火山活動によって形成された地形を特徴とし、複数回の噴火による巨大な火山円錐丘、千年に及ぶ噴火による堆積物、火砕流の浸食でできた峡谷、巨大な火口湖の天池などの地質遺産がある。380余りの火口があり、東アジアで火山数が最も多く、火山の密度が最も高く、火山岩が最も広く分布する地域となっている。長白山風景区の観光客数は23年、過去最高の274万7700人に上った。

中国の長白山地質公園、ユネスコ世界ジオパークに認定

26日、長白山天池の景色。(長春=新華社記者/許暢)

 「ユネスコ世界ジオパーク」は世界的に重要な地質遺産を保護するための事業で、2015年にユネスコの正式なプログラムとなり、これまでに48カ国の213カ所が認定されている。中国からは今回、長白山を含め、恩施大峡谷騰竜洞(湖北省)、臨夏(甘粛省)、竜岩(福建省)、武功山(江西省)、興義(貴州省)の6カ所が認定され、総数は47カ所となった。(記者/金津秀、宋心平)

中国の長白山地質公園、ユネスコ世界ジオパークに認定

26日、長白山天池で記念撮影する観光客。(長春=新華社記者/許暢)

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長白山の景色。(2018年10月3日、小型無人機から、長春=新華社記者/許暢)

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26日、長白山天池を訪れた観光客。(長春=新華社記者/許暢)

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朝焼けの長白山。(2023年2月8日、小型無人機から、長春=新華社記者/許暢)

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長白山天池で記念撮影する観光客。(2022年9月20日撮影、長春=新華社記者/許暢)

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26日、長白山の景色。(長春=新華社記者/許暢)

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26日、長白山北風景区の景色。(長春=新華社記者/許暢)

中国の長白山地質公園、ユネスコ世界ジオパークに認定

長白山の雪景色。(2023年2月8日、小型無人機から、長春=新華社記者/許暢)

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26日、長白山北風景区の火山性温泉を眺める観光客。(長春=新華社記者/許暢)

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26日、長白山北風景区の観光客センター。(長春=新華社記者/許暢)

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