JR東日本が群馬県と長野原町、嬬恋村に申し入れた吾妻線長野原草津口―大前間の在り方協議について、山本一太知事と同町の萩原睦男町長、同村の熊川栄村長は28日、それぞれ参加することを明らかにした。
山本知事は同日の定例会見で「地域交通は再構築していかなければいけない。建設的な議論が交わされることを期待している」と参加を表明。中立的な立場でJR東と両町村の間の調整を進めるとした。
上毛新聞の取材に対し、萩原町長は「参加する方針」、熊川村長は「参加する。県が参加してくれることはうれしい。みんなで協力していきたい」と述べた。
同区間は利用者が減って不採算路線となっており、JR東は21日、現状のままでの存続は困難として任意の協議に参加するよう申し入れた。
