新海誠『すずめの戸締まり』の「扉」が渋谷に出現(※災いは起きません)

渋谷の複合商業施設・MIYASHITA PARKに3月29日から、新海誠監督の映画『すずめの戸締まり』に登場する“扉”が出現している。

設置場所は、MIYASHITA PARK内のRAYARD MIYASHITA PARK North(2階のテラススペース)。入場無料で、展示期間は4月2日(火)まで。時間は各日11時〜21時で、その間来場者は自由に写真撮影ができる。

撮影した画像をハッシュタグ「#金ローで すずめの戸締まり」を付けてXに投稿すると、抽選で5名に新海誠監督のサイン入り劇場版パンフレットが当たるキャンペーンも実施している。

『すずめの戸締まり』と金曜ロードショーのコラボキャンペーン

MIYASHITA PARKに現れた扉は、映画『すずめの戸締まり』に登場する扉と同型のもの。

映画本編では各地の廃墟に突然現れる扉で、これを閉めなければ災いが起こるという設定だった。

MIYASHITA PARKにこの扉が出現したのは、4月5日(金)21時から日本テレビ・金曜ロードショーで、『すずめの戸締まり』が放送されることを告知するキャンペーンの一環となる。

また、このキャンペーンでは、放送中に新海誠監督が映画の公式Xで、視聴者からの質問に回答する企画も実施する。

制作中の裏話やこだわったシーンなど、監督への質問を金曜ロードショー公式サイトで4月4日(木)正午まで募集している。

震災を描いた新海誠の最新作『すずめの戸締まり』

映画『すずめの戸締まり』は、新海誠監督の最新作として2022年に公開。興行収入149.4億円(日本映画製作者連盟調べ)を記録した作品。

九州の静かな町に暮らす17歳の女子高校生・岩戸鈴芽と、閉じ師を名乗る不思議な青年・宗像草太の、"後ろ戸"と呼ばれる扉を閉じていく旅が描かれた。震災をテーマにした切実かつ恐怖を感じさせる描写も話題に。

日本以外に199の国と地域で公開され、第73回ベルリン国際映画祭コンペティション部門や、第81回ゴールデン・グローブ賞アニメーション映画賞に選出されるなど、世界的にも大きな注目を集めた。

金曜ロードショーでの放送では、エンディングで新海誠監督が本作の企画書に描き込んだイラストを使った特別映像を初公開する。

© 株式会社カイユウ