女子ツアー3週連続で競技短縮へ 悪天候で34年ぶりの異例事態

悪天候だから仕方ないが、34年ぶりの異例事態へ。写真は初日首位の小祝さくら(撮影/村上航)

◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 2日目(29日)◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡)◇6480yd(パー72)◇

国内女子ツアー第5戦「ヤマハレディースオープン葛城」は大雨の影響でコースコンディションの回復が見込めないとして、29日のラウンド中止が決まった。競技は当初予定の72ホールから、54ホールに短縮される。ツアーは3週連続で競技短縮となる異例の事態となった。

2週前の「Vポイント×ENEOS」(54ホール予定)が荒天に見舞われ、セカンドカットをした上で最終日が9ホールになり、45ホールに短縮。前週の「アクサレディス in MIYAZAKI」も悪天候のため最終日のラウンドが中止となり、54ホールから36ホールに短縮された。

1988年のツアー制度施行後、3試合連続の競技短縮は1990年4月の「ヤマハカップレディス」(72ホールから63ホール)、「徳島月の宮レディス」(54ホールから36ホール)、「那須小川レディス」(54ホールから45ホール)以来で、34年ぶり2度目。

2日目の競技は中止に(撮影/村上航)

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