「人を心から信じられず、発言の裏を勘ぐってしまう…」→お悩みにお姉さまが回答。多角的な視点に目からウロコ

叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。
3月19日に配信されたエピソードの中では、 31歳のリスナーから寄せられた《人の発言の裏を勘ぐってしまう》というお悩みを紹介し、恭子さんと美香さんが回答した。

叶姉妹 / Via Instagram: @kano_sisters007

お便りの内容は、以下の通り。
《私は人の発言に対して裏を読んでしまうところがあります》
《例えば、「パートナーは私に週1回会いたいというけれど、本心は私の体が目当てなのではないか」などと、言われていないことを勘ぐってしまいます》
《このように物事のネガティブな側面を勝手に考えてしまい、人を心から信頼できないと感じています》
《相談させていただきたいことは、お相手がどう考えているか本当のことはわからない、そうであったならば相手の何を信じるのが良いと考えますか?》
《相手の行動? 会話を通して本音を探る? 相手のことはわからないので、自分がどう思うか、悩んでいるうちにわからなくなってしまいました。ぜひお二人の考えをお聞きしたいです》

まず最初に恭子さんは、お便りの中にあった「彼の本心は私の体が目的なのではないか」という部分について「なんでいけないの?」と意外な角度から見解を語った。
恭子さん「なんで体目当てがいけないの? (叶姉妹のブログでも)大いに結構と書いてましょう。体目当てってことはね、目当てにされる体があってこその話でしょう」
相談のメインテーマである「人の言葉の裏を読んでしまう」ことについては「あなたが思う自由でいいと思います」と言葉を送った。
恭子さん「どっちにしても、もしかしたらですよ。私たちがこうやってお話ししていることですら、斜め横とか、真正面から聞いてらっしゃらないとか。人のことをあんまり信用できないとか、それでいいんですよ」
「私が思うのは、あなたが思う自由でいいんだと思います。だから、人のことを信用しようが、人のことを信用しまいが、それはあなたが思う自由でいいと思いますよ。そのかわり、そのツケがどういうふうにご自身の人生に回ってくるか、みたいなことも考えておく必要はありますよね」

叶姉妹 / Via Instagram: @kano_sisters007

「疑い深いことは、すべてネガティブなことではない」と考えを語る恭子さん。恭子さん自身もポジティブな疑い深さを持ちながら、周りの人と距離感を保って関係性を築いているのだと話す。
「何を信じれば良いのかって思ってるんであればですよ。もともとそこまで思ってなければ、きちんと表面的なことを信じて普通に行動すれば、別に何か被害が及ぶことではないでしょうけれど」
「でもこの方が言ってらっしゃることは、このような危険なことがいっぱい孕んでいる、詐欺も横行していていろんなことがある。そういうとこの、この世の中においては良い意味でのポジティブな疑い深さも私は悪いことではないと思います」
「疑い深いということは、すべてがネガティブなことではないんですよ。だけどいつも疑っているような、斜めの目で人を見てるわけじゃないと思うんですよ。だから、私も別に全部を信用しているわけではない。でも、きちんとその場その場で信頼できて、その場その場でもう二度と会わないかもしれない、でもとても良いお仕事をご一緒できたっていうことは、とても素晴らしいこと。それでよろしいんじゃないかなと思うんですよ」
「その方が、私たちにおいて被害が何かを及ぼしてないということであって。で、なおかつ人様に対してどっかで何か悪い事をしていて。なんかそういうことがあるかもしれないし、ないかもしれないし。そんな事まで私たちが考える必要がありましょうかと思います」
最後に恭子さんは以下のように自身の意見をまとめ、回答を締めくくった。
「だって、あらゆるお付き合いの内容なんて、誰がわかることが(できましょう)。だからこの方が言ってることは、すべてを知ろうなんて、できないことを思ってらっしゃると思いますよ」

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