中間貯蔵施設、来年度は約30万立方メートル搬入へ 今年度とほぼ同量 福島

除染で出た土を一時保管する中間貯蔵施設について、環境省は来年度、およそ30万立方メートルを搬入する計画を示しました。

福島県の大熊町と双葉町にまたがる中間貯蔵施設は、県内の除染土を一時保管し、2045年までに、県外で最終処分することが決められています。

環境省は26日、来年度の輸送計画を明らかにし、今年度とほぼ同様の29万5000立方メートルを搬入する見通しを示しました。このうち、半数近くが特定復興再生拠点区域からの搬入で、市町村別では、飯舘村が13万7000立方メートルで、最も多くなりました。

これについて環境省は、村内の長泥地区で進む除染土の再利用計画で、一時的に保管していたものの、使う見通しのない土が出たためだと説明しています

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