ピアノ教師の女性を殺害 被害者の次女と交際していた男を殺人罪など6つの罪で起訴 男子中学生を「指示に従え」と脅し結束バンドで縛る

愛媛県今治市の住宅でピアノ教師の女性が殺害された事件で、松山地検は、被害者の次女と交際していた愛媛県西条市の無職の男を、殺人など6つの罪で松山地裁に起訴しました。

起訴状などによりますと、愛媛県西条市樋之口の無職・榊原正道被告は、今年1月26日午後、今治市松本町のピアノ教師・冨田小雪さんの住宅に侵入し、持っていた刃渡りおよそ16センチの包丁で冨田さんの首を数回切りつけ殺害したということです(①住居侵入・②銃刀法違反・③殺人)。

その後、ピアノ教室に訪れた男子中学生を「指示に従え」などと脅した上、住宅の2階へと連れていき、猿ぐつわや両手足を結束バンドで縛るなどして軽傷を負わせました(④逮捕致傷)。

さらに、今治市内の路上で交際していた冨田さんの次女に「お前のお母さんから裁判で訴えるって言われているんだよ」などと言って車に連行して不法に監禁した上、次女の携帯電話を水路に捨てたということです(⑤監禁・⑥器物損壊)。

松山地検は「認否については明らかにしない」とコメントしています。

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