広東省広州市番禺（ばんぐう）区にある広汽埃安のスマート生態工場で働く従業員。（資料写真、広州＝新華社記者/龔兵）
【新華社広州3月29日】中国広東省統計局はこのほど、同省の1～2月の経済統計を発表し、経済運営が回復して上向く基調を続け、安定したスタートを切ったと分析した。
固定資産投資は4.3％増で、伸び率が2023年通年より1.8ポイント上昇した。工業投資は26.3％増で、うち採鉱業が2.3倍、製造業が23.7％増となった。新分野への投資は急増し、先進製造業が26.0％、ハイテク製造業が38.1％それぞれ増加した。
社会消費財小売総額は6.1％増の8400億元で、伸び率が23年より0.3ポイント上昇した。事業所の所在地別では、都市部が5.8％増、農村部が8.4％増。消費分野別では、商品小売が5.9％増、飲食収入が8.3％増となった。
貨物輸送量は10.2％増で、うち民間航空が31.4％、水上が12.0％それぞれ増加した。旅客輸送量は32.1％増で、うち鉄道が39.4％増、民間航空が41.0％増だった。
