五輪=ロシア服役のグライナー、米バスケ女子代表キャンプ招待

[28日 ロイター] - バスケットボールの女子米国代表は28日、今夏のパリ五輪に向けたキャンプへの招集メンバー14人を発表し、ロシアで服役後に釈放されたブリトニー・グライナーが選出された。

グライナーは2022年2月、モスクワの空港で手荷物からロシアが禁止している大麻オイルを含む電子たばこ用カートリッジが見つかり、逮捕。同年8月には麻薬所持・密輸の罪で禁錮9年の判決を言い渡されて服役したが、囚人交換で釈放となっていた。

これにより、グライナーは22年シーズンの米女子プロバスケットボールリーグ(WNBA)は全休したが、23年に所属チームのフェニックス・マーキュリーで復帰すると、1試合平均で17.5得点6.3リバウンドを記録するなどして、9回目のオールスター選出を果たした。

女子米国代表は五輪で7連覇中。パリ大会に向けたキャンプは4月3日から5日までオハイオ州クリーブランドで行われる。

© ロイター