早くも九州に黄砂飛来か 土日は天気回復も「黄砂」と「ヒノキ花粉」で霞む空

きょう(金)は日本海で発達する低気圧や
本州南岸を進む前線の影響で、雨や風が強まっています。

東~北日本では、夕方まで暴風に警戒し、
大雨による土砂災害などに注意・警戒が必要です。

西日本では、天気が回復して日差しが届いていますが、
九州では空が霞み始めており、黄砂が飛来してきているようです。

気象衛星で空から見ても、
大陸から黄砂がとんて来ているのが分かります。(タイトル画像)

あすになると、東日本や北日本の太平洋側も
天気が回復して晴れますが、
西~北日本の広い範囲で黄砂が飛来するでしょう。

視程(見通せる距離)が10kmとなり、
洗濯物や布団、車などに黄砂が付着する恐れがあります。

視程が5km未満になると、
航空機の運航などに影響が出ることも想定されますので
ご注意下さい。

また、土日は気温も上がり、花粉も多く飛ぶ予想です。

3月末になり、西~東日本ではスギ花粉のピークを越えつつあり、
代わって「ヒノキ花粉」の飛散量が多くなる時期です。

今週末は、「黄砂」と「ヒノキ花粉」で、空は黄色く霞んで
見える可能性があり、スッキリ青空とはいかなさそうです。

あす30日(土)の予想最高気温は、
熊谷や宮崎などでは26℃、
静岡や水戸などでは25℃と夏日が予想されており、
東京や前橋などでは24℃と
5月並みの陽気となる所がありそうです。

31日(日)以降も暖かい空気に覆われて
気温の高い状態が続く見込みです。

きょう29日(金)は(午後1時半まで)
鹿児島・高松・佐賀・下関で桜が開花しました。

一般的に、桜は咲き始めてから1週間程度で満開を迎えますが、
土日の暖かさで一気に開花が進み、満開となる所もでてきそうです。

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