昨季のリーグ王者・Dバックス大勝 球団新記録の1イニング14得点

【ロッキーズ1-16ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

昨季22年ぶりにナ・リーグを制したダイヤモンドバックスは日本時間3月29日、本拠地でロッキーズとの開幕戦を迎え、3回裏に1イニング14得点の球団新記録を樹立。16対1でロッキーズを圧倒し、23年ぶりのワールドシリーズ制覇に向けて好スタートを切った。ダイヤモンドバックス先発のザック・ギャレンは打線の大量援護に恵まれ、5回3安打1失点で今季初勝利(0敗)をマーク。ロッキーズ先発のカイル・フリーランドは3回途中まで10安打10失点とめった打ちを食らい、今季初黒星(0勝)を喫した。

ダイヤモンドバックスは初回にルルデス・グリエルJr.の1号2ランで先制。2回表に1点を返されたが、3回裏に打線が火を噴いた。無死満塁からグリエルJr.のタイムリーを皮切りに、四者連続タイムリーが飛び出して5点を追加。一死後、アレック・トーマスにもタイムリー二塁打が出て、フリーランドをノックアウトした。さらに、ロッキーズ2番手のアンソニー・モリーナからヘラルド・ペルドモとケテル・マルテが連続タイムリーを放ち、早くも2ケタ得点に到達。その後も打線の勢いは止まらず、新人ブレイズ・アレクサンダーがメジャー初安打となるタイムリーを放つなど、一挙14得点の超ビッグイニングとなった。

1イニング14得点はダイヤモンドバックスの球団新記録であると同時に、1900年以降ではメジャー歴代4位タイの数字。シーズン開幕戦では史上最多となった。1イニング14得点のほか、1イニング13安打と1イニング打者18人も球団新記録となっている。ダイヤモンドバックスはコービン・キャロル以外のスタメン8人がマルチ安打を記録。グリエルJr.は5打数3安打5打点の大暴れだった。

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