AARONが篠原涼子&バカリズム「イップス」の主題歌を担当。主人公2人をイメージして制作したエールソング

フジテレビ系で4月12日にスタートする連続ドラマ「イップス」(金曜午後9:00、初回15分拡大)の主題歌が、シンガー・ソングライターのAARON(あーろん)の新曲「フェイス」に決定した。AARONが台本を読んで主人公のために書き下ろした応援ソングとなっている。

篠原涼子バカリズムがダブル主演を務める「イップス」は、心の葛藤による影響などでできていたことができなくなってしまう心理的症状=イップスを抱えた2人が事件を解決していく完全オリジナルストーリー。犯人が仕掛けたトリックを暴いていく謎解きミステリーでありながら、コミカルな会話劇と世界観で描かれる。小説を“書けなくなってしまった”おしゃべりなベストセラーミステリー作家・黒羽ミコ(篠原)と事件を“解けなくなった”自己評価高めのエリート刑事・森野徹(バカリズム)が“絶不調コンビ”を組む。監督は筧昌也氏、脚本はオークラ氏、森ハヤシ氏が担当する。

主題歌「フェイス」は、ドラマの内容にマッチした共感型エールソングで、温かさを感じる優しいアレンジとミッドなビートが気持ちをポジティブに向かわせる、春らしいハートフルなものに仕上がっている。AARON本人が台本を読み、“絶不調コンビ”のミコと森野に寄り添うように作られた楽曲が、ドラマの世界観に深みを増し、彩っていく。

フジテレビの連ドラ主題歌を初めて手掛けるAARONは、幼少期から空手にまい進する日々を送り、東京・日本武道館で行われる全国大会へも出場。高校、大学でも空手を続けるも負傷のために断念し、新たな道を音楽に見据え、独学で音楽活動を開始した。友人との共同作業でトラック制作など曲作りを始め、SNSに投稿するとピースフルなサウンドが受け、2021年3月にリリースした「holiday song」がTikTokで人気となり、日本のみならずタイを中心としたアジアでも多く楽曲が使用されている。22年からは、路上ライブをメインの活動とし、半年足らず約1万5000人以上を動員。23年の日本テレビ系連続ドラマ「それってパクリじゃないですか?」の主題歌「ユニーク」でメジャーデビューを果たし、スマッシュヒットを記録した。

連ドラ主題歌を1年ぶりに手掛けるAARONは、「大変光栄に思っております。『イップス』のバディのお二人をイメージして制作したので、葛藤を抱えた人たちが共感できる、そっと寄り添ってくれる詩になったと思います。ドラマとともにこの歌が皆さんの心に届いてくれたらうれしいです」とコメントしている。

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