不思議な写真、撮ってみよう 三沢航空科学館でトリックアート展

トリックアートの写真を撮る家族連れ

 青森県立三沢航空科学館(大柳繁造館長)で、人間の錯覚を利用した「だまし絵」などを集めた企画展「きてみてこれが魔法のトリック・アート」が開かれている。家族連れらが、目と脳が生み出す不思議なアートの世界に引き込まれている。5月6日まで。

 会場には人間の思い込みが生み出す「錯視」を利用した作品など28点が展示されている。

 大人と子どもの体の大きさが逆転して見える「エイムズの部屋」のほか、恐竜、大型のサメが飛び出しているように見える作品など、写真撮影することでより楽しめる作品が並んでいる。

 企画展初日の23日に家族3人でトリックアートを楽しんだ八戸市の鈴木初果ちゃん(2)は「恐竜さんと写真を撮って楽しかった」と喜んでいた。

 開場時間は午前の部が9時半~正午、午後の部が1時~4時半。最終入場は各部終了の15分前となっている。入場は一般・高校生が400円、小、中学生は200円、未就学児は無料。【全文】

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