【DeNA】ドラ4ルーキー石上、開幕スタメン濃厚 三浦監督「いいスタートを」

開幕戦前の全体練習を見守る三浦監督=横浜

 プロ野球のセ、パ両リーグは29日に開幕し、セの横浜DeNAは本拠地の横浜スタジアムに広島を迎える。昨季3位で4年目の三浦大輔監督は試合前取材に応じ、「予報通り昼から晴れて、いい天気の中で開幕が迎えられて良かった。きょうから143試合が始まるが、もちろんいいスタートを切りたい」と直前の心境を語った。

 今季はスローガン「横浜進化」を掲げ、26年ぶりの優勝を目指す。円陣では指揮官が「さあ、行こう!」と声をかけ、選手たちははつらつとウオーミングアップを開始。ドラフト1位の度会(ENEOS)らルーキー3人が開幕1軍入りした。

 練習を見守った三浦監督は「表情は明るいし、チーム全体としていい緊張感じゃないか。独特の緊張感、雰囲気になると思うが、それを受け止めて、今までやってきたことを出せるようにしていく」と意気込んだ。

 オープン戦はチーム打率と盗塁数で12球団トップに立った。オープン戦首位打者のルーキー度会が1番。中軸は佐野、牧、宮崎が務める。試合前の守備練習で、遊撃の位置にはドラフト4位新人の石上(東洋大)が入り、先発出場が濃厚となった。

 開幕投手は昨季最多勝と最高勝率の2冠に輝いた東が務める。

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