道の駅登録目指し新エリア 鹿沼の花木センター、スイセン10万株が彩り 30、31日はコーヒーや和菓子も

花桃の丘に咲くスイセン

 【鹿沼】市花木センター(茂呂)の西側斜面の新設エリア「花桃の丘」でスイセンが咲き始めた。既に5割ほどが開花し、斜面を黄色に彩っている。

 市が道の駅登録を目指して進める整備事業の一環。昨年10~12月、ボランティアが20種10万株のスイセンを植えた。3月上旬に咲き始め、品種によって咲き具合は違うが、間もなく全体の見頃を迎えるという。

 29日は昼過ぎには雨が上がり、しっとりとぬれた花びらが春風に揺られ、甘い香りを放っていた。同じ事業で植えたハナモモも小ぶりな花を付け始めている。

 御地合晋守(おちあいしんじ)理事長は「30、31日はエリア内でコーヒーや和菓子の販売も行う。ぜひ足を運んでほしい」と呼びかける。4月10日ごろまでは楽しめる見込み。約3万株のルピナスを楽しめる「春の丘のルピナスまつり」は当初の予定を1週間遅らせて4月13日から開催する。

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